長崎市の不動産会社ハウスエージェント(株)が配信している長崎市内に建築中の新築建売一戸建住宅情報・長崎市の建物リノベーション情報・長崎の不動産情報・長崎市で楽しんでいる無農薬家庭菜園情報のブログです。
長崎県住宅・建築総合センター主催の住宅瑕疵保険・フラット35セミナーに参加してきました。
住宅保証機構(株)の営業推進担当部長が講師となり「激動の時代を生き残るために」と題し生き残るための知恵や認定団体への加入による保険料割引制度についての講義です。
日本の総人口は、2010年の12,806万人をピークに以降は減少しており2060年の予想総人口は8,674万人にまで減少するそうです。
人口構造も変化し2010年の住宅一時取得者層(30歳から40歳)は7,497万人いたのですが、2025年には6,559万人に減少し2040年には5,393万人まで減少するそうです。
住宅一時取得者層の平均年収も平成9年の589万円から平成22年の505万円まで減少しています。現在の平成29年での平均年収はもっと減少していると考えられます。
当然、収入が減ると住宅購買意欲が低下していくという不動産・建築業界にとっては厳しい時代に入っていきます。
新設着工件数も2,008年の104万件をピークに2025年の予想新設着工数は67万件、2030年には54万件まで減少するだろうと予想されています。
このような激動の時代をどうやって生き残っていくのかがポイントになるわけですが、消費者のニーズの変化にあった住宅造りがキーワードになりそうです。
消費価値感の変化もあり、ひと昔前はとにかく安くて経済的なものを買う傾向が強かったようですが、現在ではできるだけ長く使えるものを買う傾向が強くなってきています。
これからの家造りは価格だけではなく品質・性能にこだわり、消費者のニーズに合った家を造らなければ生き残っていけません。弊社も、生き残りをかけて日々努力しながら住宅をご提供して参ります。