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競売入札に関して再確認したいことや知識を補う目的で長崎市立図書館で競売の本を借りて読んでみました。
本が初版されたのは今から20年以上前の平成13年11月頃らしくその後法改正に合わせながら改訂されているようです。
本の帯のキャッチコピーは「この1冊があれば格安な競売物件を安心して購入できる!」とあります。
本が書かれた当時は入札者も少なく格安物件を購入できたのかもしれませんが現在ではそのようなことはほぼ無くなってきているようです。
実際の落札価格は、市場で売買されている価格以上で落札されているものが多くなっているのが現実です。
一般ユーザーが自己居住用に高い価格で落札するのならまだ話は分かるのですが、転売目的の業者さんが異常な高値で落札するので驚きます。
いったい幾らで売り出すのだろうとその後の売り出し価格が気になるので売出し広告を確認すると近隣の新築価格以上の価格で売られています。そんな無茶な価格ですか?
当然、購入希望のエンドユーザーも市場価格はリサーチ済みですから高値で購入することはほぼないと思われます。
落札するのが目的で転売の出口が見えていないような感じがします。
そもそも競売物件は、ほとんどの物件に問題があると思った方が良いのです。
だから最低入札価格は市場価格より安く設定されているのですが、実際の落札価格は異常なほどの高値です。安く入札しなければ占有者の退去費用や必要経費を考えると合わないと思うのですが。
最近の長崎の不動産価格は一部地域を除いて根拠のない高値が続いているように思います。
一日も早く適正価格に戻ってほしいものです。
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