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異業種釣り会に参加して来ました。
遊漁船は長崎市野母町にあるいつもお世話になっている「光隆丸」です。
今回の異業種釣り会は私の釣りの師匠である「釣神」が不参加と言うことでしたが、イカ釣り名人の大学教授が参加するのでこの機会に釣り方を教えてもらった方が良いですよとアドバイスを受けていたので船長と教授にお願いして隣同士で釣り座をセッティングしていただきました。
釣り開始から船中では私だけ2時間以上も釣れないので「教授に指導してもらっても釣れないのは私に釣のセンスは備わっていないのだ」と心が折れてしまっていました。
釣り方は80ｍの海底まで仕掛けを落としてからイカのいる層を探りながら水深30m程まで何度もリールを巻いては海底まで落としての繰り返しで滅入ります。そこでマンネリ化している仕掛けを変えようと思いリールを高速で巻き始めたところで偶然大型の剣先イカが釣れてくれました。
偶然の釣果でも一杯に違いないので心も復活です。
何とか0杯を逃れましたがその後もイカのアタリは単発で連続ヒットになかなか繋がりません。
せっかく釣れたと思った剣先イカをよく見ると剣先部分の身がフグに食べられていたり、仕掛けを5回も嚙み切られたりとまたも心が折れそうなところに来てイカ釣り外道の鯖が何回も釣れたりと苦戦続きの釣行となりましたが、何とかお土産に18杯の剣先イカを釣ることができました。それに加えて終了直前のラスト一投でも剣先イカが釣れて締められたので良かったです。
帰り際に大学教授にお礼を言うと「今日は釣れるパターンが安定せず難しい釣行となりましたね」と慰めの言葉をかけていただきました。教授の釣果は40杯はあると思いますので、やはり釣りのセンスが全然違うのだなぁと実感。
そりゃそうですよね、皆さん何十年という釣りキャリアがあるのです。私なんか釣りを初めてまだ4年くらいしか経っていないのに名人クラスの釣果を求めるのがおこがましいのであり18杯の釣果でも上出来と思わなければいけないのです。そう思って心の折れを回復させます。
午前3時前に帰宅し道具の片づけをして入浴を終えたのは午前4時過ぎです。疲れてはいたのですがビールを飲んで2時間程仮眠してから家庭菜園に行きオクラやナスに大葉を収穫しました。
その後にクーラーボックスに保存していた剣先イカの墨袋と内臓を鉗子を使って取り除き妻に手伝ってもらいながら傘袋に一杯ずつ仕舞ってからジップロックにまとめて入れて冷凍庫で保存します。
お刺身用に大型剣先イカを一杯とイカ明太用に小型二杯を料理して朝食の完成です。朝から新鮮な剣先イカのお刺身にビールは少しだけ背徳の味がしますが、これも釣り人の特権です。
美味しくいただきました。
イカは魚と違って調理が楽です。
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