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先日頂いていた長崎市野母町沖にある有名釣りスポットの三瀬で釣られた尾長クロ。
妻から連日大量のお刺身はお刺身嫌いになるかもしれないと苦情がありましたので加工食品にしようと思案した結果みりん干しを作ってみました。
みりん干しを作ろうと思ったきっかけは、尾長クロを三枚に卸してみると脂の乗り具合やフィーレになった形が私の好きなツボ鯛のみりん干しに似ていたからです。
作り方は、尾長クロを三枚に卸してから身の両面に塩を振り1時間ほど冷蔵庫で寝かせます。
適度に水分が抜けるかと思っていたのですが、脂が乗りすぎていて冷蔵庫で冷やすと脂が固まり思ったように水分は抜けていませんでした。
調味液は、みりん1:濃口醬油1:砂糖0.5の配合で混ぜ合わせてからレンジで1分ほど過熱しアルコール分を煮切ってから冷やしておきます。
塩を振っていた身を氷水に漬けてさっと洗い余分な水分をペーパータオルで拭き取りビニール袋に調味液と尾長クロを入れて冷蔵庫で寝かせます。
漬け時間は8時間くらいで大丈夫かなぁと思い漬け具合を確認してみたところ脂が乗っているので身に調味液が浸透していなかったので合計18時間漬けました。
調味液から取り出しペーパータオルで水分を拭き取ってから干し網に入れ途中身の上下を返して4時間程度干して完成です。
グリルで焼いて大根おろしとポン酢醤油で頂きます。
上品な味わいで美味しかったですが、漬け時間が足りなかったようでお酒の肴にはちょうど良かったのですがおかずにするには物足りなかったようです。
それにしても尾長クロのみりん干しとはなんとも贅沢な肴でした。
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